鹿サポ 一喜一憂ブログ

喜びも、悲しみも、鹿島アントラーズとともに。一年365日、毎日鹿島アントラーズの事で一喜一憂してしまう様子をお伝えするブログです。

ザーゴサッカー勉強中

今日は休暇を頂いたので、先日紹介した本のうち、以下の本を読み始めました。
(もちろん、ホーム開幕戦参戦のための休暇でした…)

www.footballista.jp

私は普段は鹿島の試合しか観ないので、ヨーロッパのサッカーの知識はそれほど無く、この本で書かれている最新の戦術は初めて聞くものが多いです。
さっと読むだけで理解するのは難しいのですが、ザーゴ監督のコメントや、試合内容と通じるものがありました。

『ストーミング』とは、相手から素早くボールを奪い、奪ったボールを素早く相手ゴール前の危険な場所に運び、同時に多くの選手が素早くボールの近くになだれ込むことにより、相手のミスを誘い、ゴールを奪う戦術のようです。
何度も『素早く』という言葉を使っているように、短い時間で決定機を作り出し、『時間を制する』ことがポイントのようです。
川崎、神戸が実践している『ポジショナルプレー』の対極的な戦術と位置付けられています。

ザーゴ監督は、鹿島に来た当初、ビルドアップやボールを奪った後、まず最初に一番遠くの味方を見ることを意識づけていましたので、恐らく『ストーミング』の基本的なルールを植え付けていたのだと思います。

『ストーミング』の弱点として、縦に早い攻撃が中心になるため、陣形が間延びしやすく、ボールロストした場所での選手の人数が少なってしまうことが挙げられていました。
ルヴァン名古屋戦では、ハイプレスをかけられたCBがFWにロングボールを蹴り、孤立したFWがボールロストを繰り返して相手に主導権を握られてしまっていましたが、これを指しているのだと思います。

リバプールライプツィヒが『ストーミング』を取り入れているそうなので、DAZNで両チームのサッカーを観て、ザーゴサッカーの完成形を想像したいと思います。
同時に、リバプールのサラーやマネのようなスピードと決定力の高いFWがいないと成り立たない戦術なのでは?と心配になってしまいました。

番外編として、ライプツィヒはもう一つ共通点を見つけました。

www.redbullshop.com

鹿島のアカデミートップと全く同じデザインですね!
(単にNIKEがユニフォームを共通化しているだけかもしれませんが)